ニュース 電子 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052982
市場調査会社、ディスプレイサーチの予測によると、群創光電(イノラックス)は今年の車載用液晶パネル出荷市場でシェアが9%に縮小し、昨年の首位から6位に転落する見通しだ。一方、友達光電(AUO)はシェア14%で3位へと、昨年の5位から躍進する予測だ。30日付工商時報が報じた。
イノラックスのシェア縮小は、利益率を高めるため、中国市場向け低価格パネルの出荷を減らし、欧米市場向けハイエンドパネルに注力しているためだ。
ディスプレイサーチの予測によると、首位はジャパンディスプレイ(JDI、市場シェア20%)、2位はシャープ(17%)とそれぞれ昨年から順位を上げ、LGディスプレイ(LGD)と中華映管(CPT)が各シェア12%で4位に付ける見通しだ。世界の出荷規模は前年比30%増の8,500万枚の予測。
ディスプレイサーチは、自動車メーカーがダッシュボードや運転席のコントロールパネルなどディスプレイ装備を増やしていることから、車載用パネルの需要が急増していると指摘。従来予測より1年早い2016年に世界の出荷規模が1億枚の大台に乗ると予想した。
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