ニュース その他製造 作成日:2014年10月1日_記事番号:T00053003
経済部が30日発表した製造業の第2四半期売上高は6兆6,560億台湾元(約24兆円)で前期比5.7%増、前年同期比4%増だった。上半期は12兆9,504億元で前年同期比3.8%増だった。第2四半期、上半期ともに電子部品業、基本金属業の成長に支えられた。1日付工商時報が報じた。
電子部品業の第2四半期売上高は1兆3,314億元(前期比11.9%増、前年同期比7.5%増)だった。第4世代移動通信システム(4G)や、ロー~ミドルエンドのモバイル端末の需要増で、ファウンドリー、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の増産が続いたことが成長の主因だ。
基本金属業の第2四半期売上高は3,613億元(前期比9.1%増、前年同期比12.5%増)だった。ニッケルの国際価格高騰が続きステンレスの販売額を押し上げていること、ねじ・ナット、工作機械、自動車など川下産業の景気回復、大手メーカーの高炉や生産ラインの年次保守が前年同月と比べ少ないことで、売上高が増えた。
一方、第2四半期の固定資産購入額は2,372億元(前期比6.8%増、前年同期比11.7%減)と2四半期連続で前年割れだった。上半期通期でも9.2%減。第2四半期の購入額が最多だった電子部品は1,461億元で前年同期比14.2%減だった。工場新設やハイエンドプロセスへの投資は続いているものの、一部メーカーでは計画段階にとどまっている上、比較対象の前年同期の数値が高かったことが原因だ。
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