ニュース 社会 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053024
世界の注目を集める香港の民主化デモに対し台湾では1日、台北、高雄、台中で学生を中心とした支持集会が行われた。2日付蘋果日報などが報じた。
香港の大規模デモは5日目に入った。数百人が行政長官事務所や政府庁舎を包囲し、梁振英行政長官の辞任へ圧力を強めている(2日=中央社)
台北の中正紀念堂で行われた集会には主催者発表で1万人以上が集まった。蔡英文民進党主席をはじめ、天安門事件当時の元学生リーダー、ウアルカイシ氏、ヒマワリ学生運動のリーダー、林飛帆氏と陳為廷氏ら著名人も参加し、香港民主化デモへの支持と連帯を訴えた。
香港からの留学生の参加者も少なくなく、「台湾人は香港で起きたことをしっかり見ておくべき」、「『大公報』『文匯報』といったメディアは中国共産党が望むニュースしか報道しなくなっているが、台湾でも同じような傾向がうかがえる。台湾人は警戒すべきだ」といった発言がなされた。
高雄市では駁二芸術特区に800人が黒シャツを着て集まり、台中市でも市民広場で数百人が集会を開いた。このほか、成功大学(台南市)、中興大学(台中市)、東海大学(台中市)、弘光科技大学(台中市)、屏東大学(屏東市)などで、香港民主化運動のシンボルである黄色いリボンを結ぶ活動が行われた。
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