ニュース 運輸 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053027
高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第1期工事が全て完了し、110、111コンテナ埠頭(ふとう)がこのほど供用を開始した。年間のコンテナ取扱量は117万TEU(20フィートコンテナ換算)を見込む。2日付工商時報が報じた。
第1期工事は2007年に着工。2011年にまずは108、109コンテナ埠頭が供用を開始している。両コンテナ埠頭での昨年のコンテナ取扱量は113万TEUだった。第1期の敷地面積は74.8ヘクタールで、全長1,500メートル、水深は16メートル。陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)傘下の高雄港国際コンテナターミナル運営会社、高明貨櫃碼頭(KMCT)がBOT(建設、運営、譲渡)方式で建設した。投資額は181億9,300万台湾元(約650億円)。
一方第2期工事について、港湾運営会社、台湾港務(TIPC)の高雄港務支社は、同社が手掛ける部分に関しては来年初めにも着工し、2.5基のコンテナ埠頭を建設し、17年の完成、供用を目指す。最終的には5基のコンテナ埠頭、4基のばら積み埠頭を建設する計画だ。その他、台湾中油(CPC)の石化製品貯蔵施設は16年着工、21年完成、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)など石油・化学メーカー7社による石化製品貯蔵施設部分は、17年に土地(53ヘクタール)を引き渡す予定だ。
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