ニュース 食品 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053031
食用廃油などを原料に使ったラード(豚油)を生産したとして摘発された強冠企業(高雄市大寮区)は1日、営業停止処分などで経営存続が困難になったとして、全従業員103人を3日付で解雇することを決めた。2日付中国時報などが伝えた。
強冠をめぐっては、問題商品が店頭から撤去され、商品の返品が相次いでいるほか、罰金5,000万台湾元(約1億8,000万円)と営業停止の処分を受けた。葉文祥董事長も拘束されており、経営存続が困難になった。資産が凍結されているため、一部の従業員には解雇手当が満額支給されないケースも出そうだ。
高雄市政府労工局は、9月25日に強冠から大量解雇計画書の提出を受けた。しかし、大量解雇は60日前に予告しなければならないという規定に反したとして、強冠に少なくとも10万元の罰金を下す方針だ。
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