ニュース その他製造 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053032
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.3で前月から2.1ポイント下落した。下落は2カ月連続で、今年3月以降で最低の数値となった。中経院は、一般的に欧米では第4四半期が消費のピークとなるが、▽発光ダイオード(LED)▽スマートフォン▽タブレット端末▽液晶テレビ──で上半期に受注が集中したことで、ここ2カ月出荷が鈍化していると指摘した。2日付工商時報などが報じた。
PMIを構成する5項目は、高い順に▽雇用指数、55.3(前月比0.6ポイント上昇)▽生産指数、54.8(1.2ポイント下落)▽新規受注指数、52.7(2.6ポイント下落)▽サプライヤー納期指数、52.2(3.6ポイント下落)▽購買品在庫指数、51.5(3.8ポイント下落)──だった。
呉中書中経院長は、PMIを構成する5項目全てが景気拡大を示す50以上を上回っており、依然拡大傾向にあると指摘。拡大ペースが緩やかになっただけと説明した。
過去2年の第4四半期は内需拡大が景気をけん引しており、今年も中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休や、外国人旅行者増加の他、このほど発売されたアップルのスマホ「iPhone6」などが経済を刺激するとの見方を示した。
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