ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053034
中国鋼鉄(CSC)の鄒若齊董事長は1日、米電気自動車(EV)ベンチャー、テスラモーターズにモーターを独占的に供給する富田電機(フクタ)に出資を果たし、最大株主となったことに関連し、「3社が安定した関係を築けるよう、富田電機の生産能力増強を全力で支援することをテスラ側に申し入れた」と語った。2日付工商時報が報じた。
鄒董事長によると、CSCにとって電磁鋼板の重要顧客となっている富田電機は現在、年間EV数千台分のモーターをテスラに供給しているが、これが1万台規模に増加した場合、生産能力が追い付かない恐れがある。このため今後需要の大幅な増加が予測されるテスラへのタイムリーな供給を確保できるよう、CSCが富田電機の生産能力増強に協力する構えだ。
このほど米国のテスラ本社を訪問したCSCの王錫欽・技術副総経理は、テスラの昨年のモーター需要は2万1,000個だったが、今年は3万個を超える可能性があると語った。
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