ニュース 電子 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053038
大型液晶パネルの2015年出荷枚数が前年比5.5%増え、6億枚の大台に乗るとの予測が、市場調査会社の拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)より示された。2日付工商時報が報じた。
柏徳葳TRI産業顧問は、プラズマテレビが市場から姿を消し、液晶テレビの買い替え需要が起きるとみて、来年のテレビ用パネルは前年比3.8%増の2億3,600万枚に達すると予想。ノートパソコン用は1億9,400万枚、モニターとオールインワン(モニター一体型、AIO)PC用は1億7,000万枚へとそれぞれ回復する見通しだ。
柏・産業顧問は、パネル市場は今年第4四半期に需要期終盤を迎え、価格下落傾向が来年上半期まで続くが、大きく値崩れすることはなく、パネルメーカーは依然収益が見込めると述べた。ただ、来年下半期に中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と深圳市華星光電技術(CSOT)の第8.5世代パネル工場が増設されるため、パネルが供給過剰となる懸念を指摘した。
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