ニュース 電子 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053039
日本のプリント基板(PCB)大手、イビデンがアップルからの大口受注を失い、台湾最大手の欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)が大量の振り替え受注を獲得したとの観測が浮上している。ユニマイクロンは1日、同観測を認めなかったが、3層や世界最大の生産能力を有するエニーレイヤー高密度多層(HDI)基板などハイエンド製品の設備稼働率は9割を超えていると強調した。2日付工商時報が報じた。
イビデンは約400億円を投じて建設したマレーシアPCB第2工場が9月から量産する計画だったが、量産体制の構築が遅れたため、アップルの大口受注を逃したとみられている。
ユニマイクロンは米TTMテクノロジーズの傘下企業と受注を分け合ったもようだ。同社は、年末まで強い需要が続く他、一部顧客が新製品の発売時期をずらしているため、非需要期の来年初めも需要は落ちないとの見通しを示した。
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