ニュース 電子 作成日:2014年10月2日_記事番号:T00053041
サムスン電子が建設中の12インチウエハー工場「Line17」でDRAM増産を計画しているとの観測が先月浮上したが、設備メーカーは、Line17は14ナノメートル製造プロセス中心に変更すると指摘した。立体構造トランジスタ(FinFET)を用いた14ナノプロセスの市場シェア拡大が目的で、アップルのプロセッサー「A9」受注を台湾積体電路製造(TSMC)から取り返すことが狙いとみられる。2日付工商時報が報じた。
Line17工場は来年下半期に量産に入る見通しだ。設備メーカーによると、月産能力4万枚全てをDRAM生産に充てるとみられていたが、来年は1万枚未満を生産能力不足を補うためDRAM生産に振り分け、残りは全て14ナノプロセスとするもようだ。
事実となれば、来年のDRAM供給過剰、価格下落懸念が払拭され、▽華亜科技(イノテラ・メモリーズ)▽南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)▽華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)──が恩恵を受ける見通しだ。
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