ニュース その他製造 作成日:2014年10月3日_記事番号:T00053057
アパレル一貫生産大手、南緯実業(テックスレイ・インダストリアル)は、現在建設を計画しているベトナム第2工場(2015年8〜9月稼働予定)について、予定する月産能力4万〜5万ダースの一部をコロンビアやザ・ノース・フェイスなどアウトドアブランド向け機能性衣類の生産に充てる方針だ。3日付経済日報が報じた。
南緯実業では現在、衣類の受託生産が売上高全体の60〜70%を占めており、受託生産品の50%は女性向けおよび子供向けファッション衣類が占めている。アウトドア向け製品の売上構成比は35%となっているが、生地の受託生産のみで衣類の生産は手掛けておらず、ベトナム第2工場での生産により同分野の売上高を50%まで引き上げたい考えだ。
なお同社は、衣類の受託生産事業で粗利益率が低下していることから、安定した収益力の確保を狙って生地の研究開発(R&D)・販売部門を拡大した。現在、機能性衣類に多く使用される同社の無水染色繊維「Eco−lor」を使った生地の開発を顧客と共同で進めており、生地から衣類までの受注が可能なため、増益に貢献すると同社は見込んでいる。
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