ニュース 電子 作成日:2014年10月3日_記事番号:T00053064
国家通訊伝播委員会(NCC)は2日、市販されている主な携帯電話について、個人情報が自動的に漏えいするなど、セキュリティー上の問題がないかどうかチェックするよう、行政院から指示を受けたことを明らかにした。3日付工商時報が伝えた。
小米はシステムを更新し問題はなくなったと主張したが、石世豪NCC主任委員はデータ転送にまだ異常な点があると指摘した(中央社)
今回の動きは中国の小米科技(小米、シャオミ)のスマートフォン2機種で、個人情報が同社の中国のサーバーに自動的に送信されている疑いが浮上したことを受けたものだ。
台湾で市販されている携帯電話は現在100機種以上に達するが、NCCの虞孝成副主任委員は「全機種について全面的な検査を行うわけではないが、主流機種、人気機種、旗艦モデルは全て検査対象になる」と説明した。
小米は今年11月に台湾で第4世代(4G)移動通信規格対応のスマホを発売する予定だ。NCCは既に小米に対し、内蔵ソフトウエアの改善を求めているが、今回の疑惑で予定通り発売できるかどうか予断を許さなくなった。
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