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コンパルが安勤に2割出資、医療IoTに狙い


ニュース 電子 作成日:2014年10月3日_記事番号:T00053067

コンパルが安勤に2割出資、医療IoTに狙い

  ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は2日、産業用コンピューターメーカーの安勤科技(Avalueテクノロジー)の株式1,400万株、20.54%を取得すると発表した。同社の医療介護システムの研究開発(R&D)実績と顧客基盤を通じ、今後、医療とモノのインターネット(IoT)商機を開拓する狙いだ。3日付工商時報が報じた。

 コンパルの計画によると、10月15日までにAvalueの第三者割当増資の全額を引き受け、筆頭株主となる。発行価格は取引日の直近3日間の最高値から20%ディスカウントする。もし1株35.35台湾元なら出資額は4億9,500万元(約17億7,000万円)となる。

 Avalueの売上高構成比は現在、▽小売用POSシステム(販売時点情報管理)、29%▽医療用コンピューター、20%▽カジノシステム、21%▽その他、30%──。