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受診頻度抑制へ、健保制度見直し


ニュース 医薬 作成日:2014年10月6日_記事番号:T00053082

受診頻度抑制へ、健保制度見直し

 衛生福利部は3日、第2代全民健康保険の総検討報告を発表し、市民の受診頻度を低下させるため、外来診療費用の引き上げなどを含む対策を提言した。6日付蘋果日報が伝えた。

 提言にはこのほか、▽市民が開業医からの紹介なしで総合病院を受診した場合、外来診療費を約100台湾元(約360円)引き上げる▽外来診療費の「パッケージ式給付」を採用することで、受診回数による給付を取りやめ、医師に1回で必要な診断を終えることを促す──などの内容も盛り込まれている。

 背景には台湾人の医療機関受診頻度が年間15.1回で、カナダの2倍以上に達していることがある。

 このほか、補充保険料の徴収範囲については、不動産などの財産取引、宝くじの当せん金なども含めるべきだとした。