ニュース 医薬 作成日:2014年10月6日_記事番号:T00053084
台湾のバイオ医薬品メーカーが口腔内溶解フィルムや鎮痛パッチなどの新型製品市場に続々と乗り出している。6日付工商時報が報じた。
泰合生技薬品は、化学療法による吐き気を止める口腔内溶解フィルム制吐剤「THA4401ODF」を開発した。ツキオカフィルム製薬(本社・岐阜県各務原市、月岡忠夫社長)に生産を委託する。台湾のバイオ医薬品メーカーが日本メーカーに生産委託する初のケースだ。李世仁・泰合董事長は、口腔内溶解フィルムを作れるメーカーは世界で数少なく、日本には2社しかないと指摘した。日本で来年上半期にも医薬品承認を申請し、ライセンス授権する予定だと話した。市場規模は46億米ドル。
一方、安成国際薬業(TWiファーマシューティカルズ)は得生製薬と神経痛の鎮痛パッチを開発した。来年上半期に米国市場に進出する予定だ。世界の市場規模は14億米ドル。許海上・得生董事長は、従来の侵襲治療から、禁煙用のニコチンパッチや、アルツハイマー病、心臓病、ぜんそく、避妊用パッチなどの経皮薬物送達システム(TDDS)に市場が移行しつつあると指摘した。
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