ニュース 電子 作成日:2014年10月6日_記事番号:T00053093
インテルやサムスン電子など6社が設立したモノのインターネット(IoT)の標準化を目指す非営利団体、オープン・インターコネクト・コンソーシアム(OIC)は3日、台湾のIC設計大手、聯発科技(メディアテック)や宏碁(エイサー)を含む27社が新たに加盟すると発表した。同団体が勢力を拡大することで今後、同様の3団体とIoT標準化をめぐる主導権争いが加熱しそうだ。4日付経済日報が報じた。
IoT標準化については現在、OICの他、クアルコムとマイクロソフト(MS)が率いる「オールシーン・アライアンス」、グーグル、ARMなどが設立した「スレッドグループ」、アップルが主導する「ホームキット」の4陣営が存在し、うち加盟企業70社を超えるオールシーンが最大勢力となっている。
しかし今回、OICが32社まで加盟企業数を増やし、オールシーンとの差を大きく縮め、第2勢力に躍進した。
なお、メディアテックのOIC加盟について工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は、同団体がネットワーク接続用の通信規格としてWi-Fiおよびブルートゥースを推進してることや、オールシーンは同社のライバル企業、クアルコムが主導していることが理由だと指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722