ニュース 政治 作成日:2014年10月7日_記事番号:T00053103
李登輝元総統は6日屏東市で行った講演で、香港の民主化デモに関連して、「台湾がかつて行った政治改革をモデルにして、台湾がどのように変化を遂げたのかを考えるべきだ」と述べ、中国に政治改革を推進するよう呼び掛けた。7日付自由時報が報じた。
李元総統は、中国共産党の指導者、習近平総書記は時代と経済の変化を理解すべきで、一般市民の生活に何が必要かこそが重要だと指摘した。さらに、蒋経国元総統がかつて蒋家の人物に権力を継承させないと明言して台湾の政治改革「静かな革命」が始まり、台湾が変わっていったと説明し、トップの決断が重要であることを示唆した。
蒋元総統の判断については、宋楚瑜親民党主席も7日テレビ番組のインタビューで、1986年に民進党が誕生した際に「逮捕しても問題は解決しない」と述べて戒厳令の解除前に結党を容認し、国民党内で「時代は変わりつつあり、潮流も変わりつつある」との談話を発表したことを挙げた。その上で「民主の潮流はせき止められない」との認識を示した。
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