ニュース 電子 作成日:2014年10月7日_記事番号:T00053119
7日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は今後、同社のタッチパネル事業の整理を進め、これまで手掛けてきたOGS(ワンガラスソリューション)タッチパネル、薄膜タッチパネルの生産を中止し、オンセル式のTOD(タッチ・オン・ディスプレイ)技術に専念するもようだ。
これについてイノラックスは、「タッチパネル技術が急速に進化する中、当社は主流技術に専念し、生産ラインを統合することで資産の最適化を図る」とコメント。工場の再編や従業員の配置換えも進める方針で、南部科学工業園区(南科)の「C3」工場を閉鎖するとの観測も出ている。
なお鴻海グループは、OGSタッチパネルおよび薄膜タッチパネル事業は、傘下のタッチパネルメーカー、業成科技(GIS)への統合を進めている。同社は昨年、アップルのタブレット端末「iPad」のサプライチェーン入りを果たし、今年は既に世界3大タッチパネルメーカーの一角を占めるまでに成長している。
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