液晶パネル大手の友達光電（ＡＵＯ）、電子機器受託製造の佳世達科技（Qisda）、ＢｅｎＱブランドの明基電通（ＢｅｎＱ）の３社で董事長を務める明基友達集団の李焜耀董事長（62）が先週、病気で手術を受け、現在は入院していることが分かった。７日付工商時報が報じた。
明基友達集団は、李董事長は順調に回復しており、もはや問題はなく、少し静養しているだけと説明した。引き継ぎができているので、会社の経営には影響が出ないと強調した。
李董事長は大学時代は登山、最近は自転車と、日ごろから運動していたため、病気の知らせに驚きの声が出ている。急に涼しくなった上、先日の海外出張で疲れがたまっていたとみられる。
明基友達集団では、Qisdaは今年１月に陳其宏氏が総経理に昇格し、医療関係業務を推進。ＢｅｎＱは李文徳総経理が主導し、プロジェクターやハイエンドモニターの世界販売で好成績を挙げている。
