ニュース 電子 作成日:2014年10月7日_記事番号:T00053121
JPモルガン証券は6日、ファウンドリー業界の先進製造プロセスにおける市場競争について、「10ナノメートルプロセスが真の決戦場となる」と指摘した上で、台湾積体電路製造(TSMC)は今後、同プロセスでリードするインテルとの差をこれまでの4〜6四半期から2四半期に縮めるとの見方を示した。7日付工商時報が報じた。
JPモルガンの半導体アナリスト、ゴクル・ハリハラン氏は、TSMCの10ナノプロセスにおけるトランジスタ微細化技術はインテルに45%のリードを許しているとされているが、実際にはその差は10%に縮まっており、さらにTSMCはコスト面での強みが同プロセスでの顧客獲得に有利に働くと指摘した。
またJPモルガンは、14/16ナノプロセスでのシェア争いでは来年、TSMC(16ナノ)はサムスン電子(14ナノ)にリードを許すが、再来年には首位を奪還すると予測した。
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