ニュース 政治 作成日:2014年10月8日_記事番号:T00053128
8日付聯合報によると、台湾政府は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、蕭万長前副総統を台湾代表として派遣することを決めた。台湾は従来より、史上初の中台首脳会談の場としてAPEC首脳会議がふさわしいとの認識を表明していたが、馬英九総統の不参加が決まったため実現しないことが確定した。
蕭前副総統が馬総統の代理としてAPEC首脳会議に赴くのは2年連続だ。経済部長在任時を含め過去に4回APECに参加した経験があり、経済、外交を熟知していることから今年も選ばれた。
馬政権高官によると、今回中台首脳会談が実現しなかったのは、中国側がAPECをふさわしい舞台と考えなかったためだ。中国は「一つの中国の原則」の下、馬総統が各国首脳が集まる場に出てきて、例えばオバマ米大統領と握手するようなことは認めない考えという。
中国は習近平国家主席が先日、就任後初めて台湾への「一国二制度」適用について言及しており、この発言によって中台首脳会談は当面不可能との観測が出ていた。
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