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作成日：2008年1月30日_記事番号：T00005313
永豊金控、ＪＰモルガンの台湾証券業務買収
永豊金融控股は29日、傘下の永豊金証券が米ＪＰモルガン・アセット・マネジメント傘下の摩根富林明証券の台湾上場株式のブローカー業務を1,700万台湾元（約5,600万円）で買収し、永豊金証券の敦南支社に編入すると発表した。業務譲渡手続きは３月にも完了予定。30日付工商時報が伝えた。
永豊金証券はさらに、日盛金融控股の証券業務を買収する方向で検討を進めており、証券業界でシェア10％の確保を目指す。
一方、摩根富林明証券は金融当局に海外有価証券売買免許を申請し、ファンド業務に特化していく方針だ。
永豊金控はこのほど、米国のファーイースト・ナショナル・バンクの売却を決めたが、同社幹部は中国戦略を強化するための動きだと説明している。永豊銀行は先ごろ、上海華一銀行と戦略提携関係を結んでいる。
