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9月CPI上昇率0.72%、過去7カ月で最低に【図】


ニュース その他分野 作成日:2014年10月8日_記事番号:T00053131

9月CPI上昇率0.72%、過去7カ月で最低に【図】

 行政院主計総処が7日発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比0.72%と、8月の2.06%から1.34ポイント下落し、過去7カ月で最低となった。春節(旧正月)の影響を受けた2月のマイナス0.04%以降、1.6%以上が続いていた。8日付工商時報が報じた。

 

 蔡鈺泰・綜合統計処副処長は、野菜のマイナス20.89%、石油製品のマイナス6.19%がCPI上昇率下落の主因と説明した。ただ、野菜と果物、エネルギーを除いたコアCPI上昇率は1.55%と、前月比0.12ポイント下落しただけで、今後もCPI上昇率が下落するかは見極めが困難と述べた。

 食物類の上昇率は1.4%と、過去8カ月で最低だった。卵、肉類が11.15%、11.12%と2桁が続き、調理済み食品は4.76%、外食費は4.43%に上ったが、野菜の大幅下落で相殺された。

 9月の卸売物価指数(WPI)はマイナス0.67%だった。下落率は昨年12月(マイナス0.94%)以降で最大だった。