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興采実業、「アパレル受託業務を拡大」


ニュース その他製造 作成日:2014年10月8日_記事番号:T00053138

興采実業、「アパレル受託業務を拡大」

 テキスタイル(織物・布地)・アパレルメーカー、興采実業(シンテックス・インダストリアル)の陳国欽董事長は7日、工場の拡張により川上および川下の垂直統合を進め、2016年にアパレル受託生産業務の売上高構成比を現在の12%から20%まで高めるとの方針を示した。8日付工商時報が報じた。

 陳董事長によると、興采実業の売上高構成比はアパレル受託の他、テキスタイルが86%、原料が4%となっている。

 同社は現在、ベトナムでのアパレル工場の新設、および桃園・観音工場の拡張を進めており、16年には12本の生産ラインを備えるベトナム工場が稼働、観音工場の生地生産能力も現在の月間30万キログラムから2倍に増強される見込みだ。

 なお興采実業はザ・ノース・フェイスを最大顧客とし、今年は女性用下着ブランドのビクトリアズ・シークレットからの受注も獲得。さらに同社が開発したコーヒーかすを原料とする除臭・吸湿繊維は、ナイキ、プーマなど世界55カ国・地域の110ブランドで採用されている。