ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年10月8日_記事番号:T00053139
8日付工商時報が業界観測を基に報じたところによると、台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)が「マツダ3」(日本名マツダ・アクセラ)、「マツダ5」(マツダ・プレマシー)の福特六和汽車(フォード六和モーター)への生産委託を中止し、全て輸入車に切り替え、台湾生産車の販売から撤退するとの観測が浮上している。
マツダ3は9日に新型車の発表会が行われるが、台湾生産約20年の歴史に幕を下ろし、日本からの輸入車を投入するとみられている。一方、マツダ5は日本での生産を停止し、次世代モデルの開発も終了しているが、台湾にはミニバンタイプの一定の市場が存在するため、2017年前後まで台湾生産を続けると観測されている。
同社は7月、マツダ100%出資の直営販社を設立し、福特六和汽車傘下の品爵汽車(フォード・ディストリビューション台湾、FDTL)から販売代理権を回収。新会社設立から3カ月の新車販売は上半期を上回っているという。来年1月の発売と目されるマツダ3の販売価格は円安を追い風に台湾生産の中小型セダンに迫る競争力を持つとみられ、マツダ3などがけん引し、同社は台湾市場で上位5位に返り咲く可能性も指摘されている。
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