ニュース 電子 作成日:2014年10月8日_記事番号:T00053148
SSD(ソリッドステートドライブ)価格の大幅な下落が続き、出荷量が増加する中、NAND型フラッシュメモリーコントローラICメーカー、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)がこのほど初めて、東芝からSSD向けコントローラICを受注した他、慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)も光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)から同製品を受注したとの観測が出ており、台湾メーカーが商機獲得に積極的に動いているようだ。8日付電子時報が報じた。
観測によると、ファイソンは東芝から100万個規模の受注を獲得し、3カ月以内に出荷を完了するとみられている。さらに来年も新たな提携計画を展開するとされている。こうした中、同社のSSD向け製品の出荷量は第4四半期、単月で100万個を突破する可能性もあると予測されている。
一方、慧栄科技もこれまで主に米マーベル社がSSDのOEM(相手先ブランドによる生産)製品向けコントローラICを供給してきたライトンからの受注獲得に成功したとされる。SSD価格の下落を受け、ライトンがコスト低減を図ったことが慧栄科技に有利に働いたようだ。
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