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メディアテックのプロセッサー、アマゾンが新タブレットに採用か【図】


ニュース 電子 作成日:2014年10月8日_記事番号:T00053149

メディアテックのプロセッサー、アマゾンが新タブレットに採用か【図】

 8日付工商時報によると、IC設計大手、聯発科技(メディアテック)のプロセッサーが、米アマゾン・ドット・コムが10月2日に発売した低価格タブレット端末「キンドル・ファイアHD6」と「キンドル・ファイアHD7」の両方に採用されたようだ。

 メディアテックはキンドル・ファイアHD6にクアッドコアプロセッサーが採用されただけでなく、キンドル・ファイアHD7向けも前世代モデルの主要サプライヤー、テキサス・インスツルメンツ(TI)から受注を奪ったとみられ、従来予想より採用機種が増えたことになる。

 メディアテックはこれまで3年間、アマゾンに無線ネットワークチップセットを勧めるだけだったが、今回プロセッサー供給にこぎ着けたようだ。これにより、メディアテックはライバルのクアルコムの牙城である米国市場に足を踏み入れたことになる。

 メディアテックが7日発表した9月の連結売上高は185億4,600万台湾元(約660億円)と前月比5.7%減少した。第3四半期売上高は前期比6.2%増と、従来予測5~13%増の最低ラインをクリアするにとどまった。瑞信証券(クレディ・スイス証券)は、非需要期の第4四半期は8%減、来年第1四半期は6%減と予想した。