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エミネント董事長、インサイダー取引容疑で聴取


ニュース 社会 作成日:2014年10月9日_記事番号:T00053156

エミネント董事長、インサイダー取引容疑で聴取

 スーツケース製造で知られる万国通路(エミネント)の謝明振董事長が従業員名義で自社株のインサイダー取引を行っていた疑いが強まり、台南地方法院検察署は8日、謝董事長に出頭を求め、事情聴取を行うとともに、関係先を家宅捜索した。9日付自由時報が伝えた。

 金融監督管理委員会(金管会)の調べによると、謝董事長は2011年、台湾へのUターン投資で、台南市に経営本部を設置するという情報を公表する前の段階で、従業員2人の名義で自社株を購入し、情報公表後に売り抜け、24万台湾元(約85万円)の売却益を上げた疑い。

 エミネントは「検察の捜査に協力する。経営は正常で影響はない」とコメントした。

 金管会は「既に検察に捜査を委ねており、コメントは差し控える」としている。