ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年10月9日_記事番号:T00053166
中国によるビレットのダンピング(不当廉売)輸出に対抗するため、財政部関務署はこのほど輸入業者に対し、中国側の通関書類の提示を求めることにした。9日付経済日報が伝えた。
税関ではこのほか、輸出元の成分表と輸入品の照合を行う。資料を提出しないか、資料の記載が不正確だった場合には、貨物のサンプルの鑑定を実施する。
過去1年間、中国の鉄鋼業者がビレットを通関時に「合金鋼」と虚偽申告し、事実上ビレットを台湾にダンピング輸出している実態が問題として浮上している。このため、低価格のビレットが大量に流入し、台湾では鉄筋価格が下落している。
財政部はまた、中国製ビレットのダンピングで台湾の鉄鋼業界に損害が生じている具体的な物証がある場合には、反ダンピング関税の適用を関務署に申請するよう呼び掛けた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722