ニュース 電子 作成日:2014年10月9日_記事番号:T00053173
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)は第3四半期、PC景気回復に加え、スマートフォン出荷が前期の3倍、300万台近くに上った結果、ブランド事業全体の売上高が前期比18.88%増、前年同期比5.98%増の1,134億8,100万台湾元(約4,035億円)と、1,000億元台を回復した。▽ノートPC▽スマホ▽タブレット端末▽デスクトップPCとマザーボード──の4大製品全てで出荷目標を達成した。9日付工商時報が報じた。
同社は第3四半期、スマホのZenFoneが台湾、中国、インド、東南アジアでよく売れた。液晶パネルなど部品の供給不足も解消し、スマホ事業が黒字転換した。売上高の6割を占めるノートPCは、ウィンドウズXPのサポート終了、および新学期向け需要で、第3四半期出荷が500万台以上と、3四半期連続で成長を果たした。
同社は、第4四半期はスマホ出荷が400万台に上り、ノートPCも出荷成長が続くと予測し、ブランド事業の売上高は今年最高になるとの見通しを示した。外資系証券会社は、法人用PCの買い替えピークが過ぎ、個人用PC市場が盛り上がらないためPC出荷は減少すると悲観的な見方だが、同社は「一つの見方にすぎない」と一蹴した。
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