ニュース 電子 作成日:2014年10月9日_記事番号:T00053177
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が8日発表した第3四半期の連結売上高は前期比13.7%増、前年同期比17.4%増の666億3,200万台湾元(約2,400億円)で、過去最高となった。9月連結売上高も前月比22.5%増、前年同月比25.8%増の256億4,600万元で過去最高だった。9日付工商時報が報じた。
証券会社は、アップルの新スマートフォン、iPhone6/6プラスの発売に向け、部品調達が増えたためと指摘した。iPhone6/6プラスの内蔵チップの多くにシステム・イン・パッケージ(SiP)が採用され、ASEのSiP生産能力はフル稼働だった。
iPhone6/6プラスのうち、▽Wi-Fiモジュール▽指紋認証センサー▽多軸ジャイロスコープ▽光学式手ぶれ補正MEMS(微小電子機械システム)▽NFC(近距離無線通信技術)モジュール──などのSiP受注の大部分をASEが獲得したされる。
第4四半期はアップルがiPhone6/6プラスの部品調達を拡大する他、今後発売が見込まれる新型タブレット端末「iPad Air 2」、「iPad mini Retina 2」、腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」の大口受注も期待される。ASEの第4四半期売上高は前期を上回り、SiP売上高構成比は20%へと、上半期の6〜7%から一気に高まる見通しだ。
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