ニュース 社会 作成日:2014年10月13日_記事番号:T00053183
現在、世界各国でエボラ出血熱の感染拡大が懸念されているが、台湾でも初めて感染が疑われる患者が出現した。しかし検査の結果、エボラウイルスへの感染は認められず、患者は既に退院した。11日付蘋果日報が報じた。
疾管署の周志浩副署長は、ナイジェリアでエボラ感染がここ42日間確認されていないことも患者の退院を認めた理由の一つと説明した(10日=中央社)
衛生福利部疾病管制署(疾管署)の10日発表によると、エボラ熱が流行しているナイジェリアから学術研修のため、今月2日に台湾を訪れた同国人女性(45)が8日に発熱、頭痛などの症状に見舞われ、9日に桃園市内の病院で診察を受けた。病院は直ちに疾管署へ通報し、患者を隔離した後、衛生福利部桃園医院に移送した。
しかしその後行われた検査で、エボラウイルスへの感染は「陰性」との結果が出たため、隔離は解除され、その他の症状も回復したことから患者は退院が認められた。
疾管署は、検査結果が陰性だった他、同患者が診察の際、家族や友人などにエボラ熱の症状は出ておらず、また来台前に野生動物との接触や病院を見舞いに訪れるなどの行為はなかったと発言していたことなどを考慮して、感染の可能性は低いと判断したと説明した。
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