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みずほ証券アジア、外国機関投資家の資格取り消し


ニュース 金融 作成日:2014年10月13日_記事番号:T00053187

みずほ証券アジア、外国機関投資家の資格取り消し

 金融監督管理委員会(金管会)は9日、外資を装った投資資金で尚志精密化学(TFC)の株式10%を取得する注文を取り次いだとして、みずほ証券の香港現地法人、みずほセキュリティーズアジアの外国機関投資家(FINI)の資格を取り消す処分を下した。こうしたケースでのFINI資格喪失は初めて。10日付蘋果日報が伝えた。

 金管会によると、台湾籍で尚志精密化学の大株主の投資家A氏は、いったん台湾から投資資金を海外に送金した後、みずほセキュリティーズアジアを通じ、尚志精密化学に投資を行っていた。

 金管会はA氏の持ち株比率が10%を超え、「内部人」(役員と持ち株比率10%以上の株主)となったため、資金の出どころを調べたところ不正が発覚した。A氏は持ち株比率が10%を超えた事実を期限内に申告しなかったとして、今年4月に金管会に罰金270万台湾元(約950万円)の処分を受けている。