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作成日：2008年1月30日_記事番号：T00005321
亜太会館売却へ、最低価格69億元
威京集団が10年にわたり経営してきた宿泊・会議施設、亜太会館（台北市信義区）が閉鎖されることになり、３月29日に建物の売却に向けた公開入札が実施される。最低価格は69億台湾元（約228億3,000万円）で、台湾の不動産売却入札としては過去最高水準となる。30日付経済日報が伝えた。
売却入札は委託を受けた不動産コンサルタント会社のＤＴＺ（戴徳梁行）が実施する。
台北では最近、国華人寿ビルが53億7,000万元、新光銀行民生金融ビルが73億元で売却されており、亜太会館をめぐっても保険会社やプライベートファンドなど内外の企業グループが入札に参加すると見込まれる。信義地区では開発用地が既に限られており、業界では１～３月期で最大の不動産取引案件になるとの見方が示されている。
亜太会館の面積は2,468坪で容積率は150％。最低価格を基準にすると、１坪当たり単価は279万6,000元になる。
