ニュース 石油・化学 作成日:2014年10月14日_記事番号:T00053215
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が13日発表した9月連結売上高は前月比9.5%減、前年同月比4.6%減の1,435億1,300万台湾元(約5,000億円)だった。世界的な原油価格の下落を受けて、先月に続き4社そろって前月比減収となった。14日付蘋果日報などが報じた。
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の9月連結売上高は171億5,300万元(前月比6%減・前年同月比4.8%増)だった。台湾中油(CPC)の第4ナフサ分解プラント(高雄市林園区、四軽)の年次保守などでエチレン、プロピレンの供給量が減少、価格上昇によって販売量が減少したことが減収の主因と説明した。今後については、第4四半期は稼働率が上昇するが、市場価格や中国の需要次第との見方を示した。
その他は多い順に、▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、691億6,600万元(前月比11.1%減・前年同月比5%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、301億800万元(前月比12.3%減・前年同月比14.5%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、270億8,600万元(前月比3.9%減・前年同月比3.9%増)──。第4四半期の業績については各社軒並み慎重な見方を示した。
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