ニュース 家電 作成日:2014年10月14日_記事番号:T00053216
中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休シーズンにおけるテレビ販売が予想を下回ったとの情報が伝えられている。14日付電子時報が報じた。
中国の国慶節前、業界では中国の市場調査会社、奥維諮詢(AVC)の資料を基に、国慶節前後9月20日~10月10日の中国におけるテレビ販売台数は前年同期比2.2%増の553万台、うち液晶テレビは同3.7%増の542万台に上るとの予測が出ていた。しかし、10月1〜7日の実際の販売台数は前年比マイナスを記録した。
販売状況が予測を下回った要因について業界関係者は、▽国慶節前に行われた販促キャンペーンが好調で需要が前倒しされた▽一部ブランドが国慶節シーズンの値下げ競争に加わらず市場価格が例年ほど下落しなかった▽経済成長率など中国の経済指標が購買意欲に影響した──の3点を挙げた。
ただ液晶パネルメーカーからは末端市場の在庫水準は高くなく、さらに今後同国では「光棍節(独身の日、11月11日)、春節(旧正月)などの需要期を相次いで迎えるため、10〜11月のテレビ用パネル受注に不安はないとの楽観的な見方が出ている。
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