ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年10月14日_記事番号:T00053217
バイク最大手、光陽工業(KYMCO)の柯俊斌総経理は、同社は今後も高単価車種に注力すると語った。台湾バイク産業が低価格競争に明け暮れれば、コスト競争力で優位な中国やインドに追い抜かれると指摘。同社は引き続き自社ブランドの強化と有名ブランドの受託生産によって競争力を高める方針だ。14日付中国時報が報じた。
柯総経理は、KYMCOはここ数年、バイクのラインアップ調整をどのメーカーよりも積極的に進めてきたと説明。現在、同社のバイクの6割以上を高単価車種が占める。
柯総経理は、高単価車種はスタイルと性能の両面から消費者に訴求できると指摘。同社の「Many 125」はフロントパネルにスワロフスキーのクリスタルガラスをあしらい、価格が7万台湾元(約25万円)以上だが若年層に人気だという。また「RacingKing 180」はアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)を搭載しており、安全性をアピールしている。
KYMCOは売上高の2割を占めるBMW、川崎重工業(カワサキ)などの受託生産も続ける。受託生産を通して研究開発(R&D)力を高め、国際ブランドとの距離を縮める狙いだ。
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