ニュース 食品 作成日:2014年10月14日_記事番号:T00053224
コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の潘進丁董事長が、頂新国際集団の味全食品工業の董事を辞任したことが分かった。頂新グループの傘下企業が飼料用油脂をラード(豚脂)など食用油の原料に使っていたとみられる事件が発覚し、頂新グループ製品に対する不買運動が広がりを見せる中、ファミリーマート日本本社が中国事業で頂新グループと提携していることから、台湾ファミリーマートは頂新グループとの関係を疑われていた。14日付経済日報などが報じた。
同社は、潘董事長が昨年6月から味全の董事を務めていたが無報酬で、頂新グループ傘下企業の株式も保有していなかったと強調した。
同社はこれまで2度にわたり、頂新グループと出資関係はないと声明を発表。先日より店頭やホームページなどに株主構成を明記している。
消息筋によると、頂新グループは2005年に台湾ファミリーマートの株式3%を取得したが、昨年にすべて売却した。
また台湾ファミリーマートは16日までに、入れたてコーヒー「レッツカフェ」に使用する牛乳を味全の「林鳳営」から光泉牧場に順次切り替えると発表した。
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