ニュース 食品 作成日:2014年10月14日_記事番号:T00053225
台北市政府衛生局は13日、ラーメン店チェーン「らーめん山頭火」が使用していたラード(豚脂)が飼料用油脂混入で問題となっている頂新国際集団傘下企業の川下製品だったと発表した。山頭火は頂新グループの問題が発覚した翌9日から台湾の3店舗での使用を中止し、別のラードに変更している。14日付自由時報などが報じた。
山頭火は太平洋崇光百貨(太平洋そごう)台北復興館、天母店と京站時尚広場(Qスクエア)に出店している(台北市衛生局リリースより)
山頭火は2012年に台湾進出。「しおらーめん」、「しょうゆらーめん」、「みそらーめん」など11種類のメニューに問題のラードを使用していた。同社は、消費者への返金などの措置は本社との協議後に発表すると説明した。
新北市政府衛生局の調査で同日、台湾のモスバーガーの主要食材の仕入れ、加工、配送を担う魔術食品工業が12~14年に頂新グループからラード9,270キログラムを仕入れ、山頭火に販売していたことが明らかとなった。山頭火は12年以降、魔術食品工業からラード547缶を調達していた。
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