ニュース 電子 作成日:2014年10月15日_記事番号:T00053244
15日付電子時報によると、微星科技(MSI)が10月末または11月初めにマザーボード事業におけるリストラ計画を発表するとの観測が出ている。世界的に自作(DIY)パソコン向けマザーボード市場規模の縮小が続く中、華碩電脳(ASUS)と技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の業界大手2社による価格競争の舞台が中国から全世界に拡大しており、他のメーカーはますます苦境に追いやられているようだ。
マザーボード市場では今年、中国でも需要が予想を下回っている影響で世界市場規模が縮小しているが、ASUSとギガバイトは現時点で出荷目標を2,000万〜2,100万枚から下方修正していない。これは他のメーカーのシェアを奪う意思を持っていることを意味し、中国、欧州市場で2強との激しい価格競争に巻き込まれている台湾のMSI、華擎科技(アスロック)、映泰(バイオスター)および中国メーカーには既に諦めムードが漂っている。
こうした中、MSIは今年の出荷目標の700万枚達成は難しいばかりか、前年の600万枚も下回ると予測。リストラを実行して開発およびマーケティング体制を調整し、来年からの再起を目指す考えのようだ。
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