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「石化産業の見通しは昨年以下」、台塑李董事長


ニュース 石油・化学 作成日:2008年1月30日_記事番号:T00005325

「石化産業の見通しは昨年以下」、台塑李董事長


 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長は29日、今年の石油化学産業の見通しについて、「昨年を下回るが、まあまあだ」という見方を示した。

 業界の競争が激化する要因として、今年末から来年にかけて、中東で100万トン、中国で80万~100万トン、新たにエチレン生産が増加することを挙げた。ただ、台塑は第6ナフサプラントへの投資額を大部分回収しているため、「非常に競争力がある」と自信を示した。

 台湾石化産業の2大輸出先が中国とアセアンで、両地域が2010年に自由貿易地域(FTA)を形成することで合意しており、FTAに入れる見込みのない台湾の企業は競争力低下が懸念されている。これについて李董事長は、「政府は10年までに何らかの解決策を図らねばならない」と指摘した。

 台塑の第6ナフサプラントでは今年新たに生産能力25万トンのブタノール工場が設立され、カーボンファイバー工場も第3四半期に設けられる。このほか、台塑勝高科技(FST)の12インチウエハー工場の生産能力が現在の5万枚から10万枚に、第4四半期には16万枚に増強されることも明らかにした。