ニュース 電子 作成日:2014年10月15日_記事番号:T00053250
タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の会社更生法申請を受け、液晶パネルの瀚宇彩晶(ハンスター)、フレキシブル基板の旭軟電子科技(サンフレックス・テクノロジー)など取引先が貸倒引当金の計上を表明している。15日付工商時報が報じた。
OCAテープ(光学用透明両面テープ)の華徳光電材料科技(ウェルステック・オプティカル)もウィンテックに対する売掛金は1億3,500万元と発表した(14日=中央社)
ハンスターは、売掛金が2億1,900万台湾元(約7億7,000万円)で、資産の0.46%を占めると発表した。
サンフレックスは、売掛金が3億1,000万元で資産の16.5%を占めると発表した。ただ、保険725万米ドルのうち90%に当たる652万5,000米ドルが支払われる見込みで、実際の損失は1億1,400万元と予測した。
これに対しウィンテックは、会社更生法申請は債権銀行やサプライヤーと返済計画について改めて協議することが目的だと説明。その上でまずサプライヤーに買掛金の支払い計画を提示し、正常な営業の継続に対する打撃を軽減したいと表明した。
ウィンテック株は14日から信用取引規制銘柄となった。同日は寄り付きからストップ安となり、前日比6.9%下落の4.86元で引けた。
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