ニュース 政治 作成日:2014年10月15日_記事番号:T00053251
世論調査会社の台湾指標民調(TISR)が10月上旬に行った世論調査で、江宜樺行政院長の施政に対する不満度が66%と、前回調査の9月下旬から4.3ポイント上昇し、2013年2月の就任以降で最悪となった。満足度は15.6%で4ポイント下がった。食の安全問題が続発し、政権への信頼度が揺らいでいる。15日付自由時報が報じた。
頂新国際集団の製品の店頭からの撤去が続く中、立法委員は「もし食の安全さえ守れないなら、江行政院長も『撤去』される」とやゆした(14日=中央社)
江行政院長は14日立法院での質疑応答で、食の安全問題を長年にわたり解決できず市民の不安を招いていると謝罪した。民進党だけでなく、国民党の立法委員からも「誠意がない」「また問題が出れば辞任は避けられない」などの批判が相次いだ。
江行政院長に対する不満度は、09年8月に南部を襲った台風8号(アジア名・モーラコット)による大規模水害(88水災)の対応不手際で低下した劉兆玄・元行政院長の不満度65.4%より高かった。
今回の調査では、馬英九総統に対する不満度も73.6%と、前回比0.8ポイント上昇した。満足度は14.4%で3.1ポイント下落した。
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