ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月15日_記事番号:T00053253
百貨店大手の太平洋崇光百貨(太平洋そごう)、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)、新光三越百貨傘下のスーパーマーケットが頂新国際集団の商品販売を全面停止すると表明した。頂新グループ傘下の食用油メーカーが食用に適さない原料を使用していた疑いで、頂新グループ製品のボイコット、不買運動が広がる中、市場シェア6割以上を占める百貨店31店が加わった格好で、影響は多大とみられる。15日付中国時報が報じた。
消費者が見慣れていた味全の商品は、台湾全土の陳列棚から一挙に姿を消す勢いだ(14日=中央社)
太平洋そごうは、台北忠孝館と中レキ(レキは土へんに歴)店(桃園県)の「フレッシュマート」、台北復興館、台北天母店、遠東巨城購物中心(ビッグシティー、新竹市)店の「シティースーパー」で頂新グループ製品の販売停止を決めた。
遠東百貨は14日正午から、各店の頂好超市(ウェルカム)グルメ、シティースーパーで、味全食品工業を含む頂新グループの商品全てを撤去した。
新光三越は、度重なる食品事件に味全の製品が含まれていたことから、既に9月初旬に味全の商品を店頭から撤去している。
台中市の中友百貨や広三そごうなどのレストラン街、フードコートも頂新グループの製品を撤去した。
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