ニュース 食品 作成日:2014年10月15日_記事番号:T00053256
食用に適さない飼料用油脂を輸入し、食用油の原料に使っていたとして摘発された正義公司(高雄市仁武区)をめぐり、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は同社のラード(豚脂)の成分分析からみて、廃油や飼料用油が原料として使用されていたとの疑いが強まったことを明らかにした。15日付中国時報が伝えた。
正義公司は高雄市政府に全工場の停止を命じられている(14日=中央社)
TFDAによる分析の結果、正義公司のラードは酸性度が高かったほか、重金属のクロムやニワトリの成分が含まれていると疑われることが分かった。
検察当局は廃油や飼料用油が原料として使用されていたことを推定させる分析結果と受け止め、裏付けを進めている。
TFDA関係者は「動物のDNAが検出された。鶏肉や豚肉を揚げたことで混入したとみられる」との見方を示し、回収油が原料として使用された可能性を示唆した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722