ニュース 社会 作成日:2014年10月16日_記事番号:T00053263
11月末に行われる統一地方選挙の新竹県長選で、現職県長に挑戦して返り咲きを狙う元県長の候補者が、このほど選挙広告のコマーシャルフィルム(CF)に露出度の高い女性モデルを起用、大いに注目を集めた。だが一部では「女性を票集めの道具に使っている」「低俗」などと批判も起きた。
話題の高さん目当てに多くの報道陣が詰めかけたが、選挙広告の趣旨が有権者にきちんと伝わるのだろうか(YouTubeより)
問題となっているのは元県長の鄭永金候補が12日にインターネット上で公開した選挙用CFで、モデルの高嘉璐さん(23)が自転車に乗って同県内の観光スポットを巡るという内容。
高さんは身長171センチメートル、豊満なバストの抜群のスタイルを持ち、その胸を強調したキャミソールにホットパンツという格好で登場していることから、このCFは公開5日目で39万回以上再生されるほどの注目を集めている。この結果に鄭候補は「思惑通りだ」と満足気だ。
ただ、このCFを見たユーザーからは「新竹の風景がまったく目に入らない」との声も聞かれる。特に石畳の道路で知られる観光スポット「北浦老街」を高さんが自転車で散策するシーンは、ガタガタと振動する車体に合わせて彼女の胸が揺れ、男性ネットユーザーの目をくぎ付けにしてしまったようだ。
このため「女性の胸で注目を集めようとする低俗なCFだ」などと批判するユーザーも多いようだが、15日に街頭での選挙応援に立った鄭候補の妻、鄭宋麗華さんは「あのCFはスポーティーな感覚を表現したもの」と説明。高さんより露出度の高い服を着た女性は台北ならいくらでもいると反論した。
なおこの日は高さんも選挙活動に同行し、映像の中の服装は自分で選んだと説明。「日頃から外出時はこのようなスタイルで、不適当だとは思わない」と語った。ただ、この日は比較的露出度の低い格好だったため、一部の男性ファンからは「がっかりだ」との声も上がった。
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