ニュース 石油・化学 作成日:2014年10月16日_記事番号:T00053271
出光興産と台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)による合弁会社、台湾出光石油化学は、台プラ第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)第4期拡張での水添石油樹脂(商品名:アイマーブ)工場新設計画が15日、環境影響評価委員会大会(環評大会)の審査を通過した。16日付経済日報が報じた。
同計画は年産量4万3,800トンの水添石油樹脂工場を2016年第2四半期着工、18年量産開始の予定で建設するもので、投資総額は35億台湾元(約120億円)。年間40億〜50億元の売上高、245件の就業機会をもたらすとみられている。
環評大会においては、環境保護団体から「第6ナフサの大気汚染物質排出量は環境保護署(環保署)の規定を超過しているが、計算方式に手を加えることで排出量をごまかしている」との指摘が上がった。しかし出光は、計算方式に問題はなく、稼働後は工場排水や大気汚染物質、温室効果ガスの排出量削減を行い、環境への影響は徐々に低減されると説明。審査委員はこれを認め、計画を承認した。
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