ニュース 電子 作成日:2014年10月16日_記事番号:T00053274
偏光板用保護フィルム世界市場シェア首位の藤森工業(本社・東京都新宿区、布山英士社長)の藤森明彦会長は15日、陳菊高雄市長を訪問し、同社が高雄路竹科学園区に建設している工場について来年4月に量産開始を予定していると述べた。将来的には研究開発(R&D)機能も持たせ、高雄から世界に向けて製品を販売したい考えだ。16日付工商時報が報じた。
藤森会長(左)。陳市長(右)は、藤森工業の新工場を全面的に支援し、高雄で光電産業のサプライチェーン整備を進めたいと述べた(高雄市経済発展局リリースより)
同新工場は昨年11月に着工しており、来年2月に落成する予定だ。投資額は18億5,000万台湾元(約64億円)。
高雄市政府経済発展局の曽文生局長は、2013年までの累計で173社、投資額302億元に上る日本企業による高雄投資は来年も相次ぐ見通しで、地場企業と提携して中国や東南アジア市場進出を目指すケースもあると述べた。
一方、高雄市米国商会のジョン・ステファンソン会長は、米国企業による高雄投資は過去2年、ほとんど行われていないと述べた。台湾の不利な税制が理由で、中国から撤退する場合も台湾でなく、香港やシンガポールに進出するケースが多いようだ。
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