ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月16日_記事番号:T00053279
台湾のモスバーガーを傘下に抱える東元集団(TECO)の黄茂雄会長は15日、食用油の不正が発覚した頂新国際集団の製品であっても、問題のないものは今後もモスバーガーで使う可能性があるとの考えを示した。16日付蘋果日報が報じた。
黄会長の発言は、モスバーガーも頂新グループに対するボイコットに加わるかとの質問に対し答えたものだ。
黄会長は頂新グループが1年で3回も食の問題を引き起こしたことについて、台湾の食品の対外イメージを何度も落としたと批判。頂新グループを経営する魏氏一族に反省を求めた。
また、食品メーカーと政府は今こそ原料の出どころの管理を重視する原点に回帰すべきで、最も重要なのは消費者を安心させることで、利益を上げるのはその次だと訴えた。
黄会長は、事件の影響はしばらく続くが、台湾には品質管理を徹底する力があると指摘。大手企業が地に足を着けて経営を行えば、食品市場全体も良くなると語った。
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