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《頂新食用油事件》スーパーのマツセイ、台中4店で期限切れ食品販売


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月16日_記事番号:T00053280

《頂新食用油事件》スーパーのマツセイ、台中4店で期限切れ食品販売

 頂新国際集団傘下のスーパーマーケット、松青超市(マツセイ)が台中市内の4店舗で、調理済み食品15品目に賞味期限の切れた食材を使用したり、賞味期限を偽装するといった不正を行っていたことが台中市政府衛生局が14日に行った立ち入り調査で発覚した。同局は食品安全衛生管理法に基づき、罰金6万〜5,000万台湾元(約20万〜1億7,000万円)の処分を下す方針だ。16日付蘋果日報が報じた。


傘下スーパーでも新たに不正が見つかり、頂新グループの評判はさらに低下した(15日=中央社)

 不正が見つかったのは光復店(中区)、黎明店(南屯区)、三豊店(豊原区)、大甲店(大甲区)。うち光復店では今年6月5日に賞味期限の切れたソーセージを揚げ物として販売していた他、黎明店では9月11日に切れた賞味期限ラベルを10月14日に貼り替えてイカ団子を販売していた。

 陳水原・マツセイ企画処経理は、食材の調達量が多過ぎることが不正を招いた下地になった可能性があると説明。不正を主導した職員は全て解雇し、問題のあった4店では本社から品質管理上の認可が下りるまで調理済み食品を販売しないと話した。また、問題の見つかった商品を過去半年以内に購入した消費者に対しては、レシートを持参すれば購入店で返金に応じると述べた。